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機密文書の処理
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「個人情報」とは、生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別することが可能な情報のことです。
また、その情報だけでは個人を識別できなくても、ほかの情報と照合することで個人を特定することができれば、個人情報に該当します。 |
具体的には、
■氏名、生年月日、電話番号、会社における職位や所属
■本人が判別できる映像などの情報
■特定の個人を識別できるメールアドレスなどの情報
などのことを指します。
これらの個人情報をデータ化しコンピュータ処理することで、利便性は飛躍的に向上しますが、それと同時に情報が漏えいする危険性も高まっています。一度でも情報が漏えいしてしまえば、データは次々と不特定多数の人に広がる可能性があります。
もし個人情報が漏えいしてしまったら、業務に支障が生じるだけでなく、損害賠償請求といった金銭的損失や社会的信用の失墜といったダメージを負うことになります。
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個人情報の保護を怠り、不適切な管理によって情報漏えいした場合、法的には6カ月以下の懲役(または30万円以下の罰金)に処せられる場合もあります。
加えて、個人情報漏えいによる被害や損害賠償を請求されたり事件・事故が公表され企業は重大なダメージを受けるリスクが発生します。これらによって、大規模漏えい事件・事故の場合には巨額の賠償金支払いに直面する危険性もあるのです。そのため、企業は個人情報を慎重に管理していく必要があります。 |
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